「ゲンキのモト」について
ゲンキのモトは「本当に信頼できるかかりつけ医の情報を発信する」というコンセプトのもと、首都圏にお住まいの子育てファミリー層に向けた医療情報フリーペーパーとして2005年にスタートしました。
医療機関・薬局・ドラッグストア・幼稚園・保育園を中心に配布先を広げ、2011年にWebメディアも開始。
2022年にフリーペーパーを終了するまで10年以上ハイブリッド刊行を続けたのち、現在は当メディア「ゲンキのモトのお医者さん」を中心に情報発信を続けています。
「ゲンキのモト」が大切にしていること
自分にあったクリニックを選ぶことは、思った以上に大変です。
自宅の近くにどんなクリニックがあるのか、どんな先生が診療しているのか、どんな治療が受けられるのか…などなど、できるだけ身近で役立つ情報をお伝えしたい。
そのために、ゲンキのモトがクリニックをご紹介する際は「広告でないこと」「聞いたり調べたりしただけの情報ではないこと」を大切にしています。
これまで掲載させていただいたクリニックは700院以上にのぼりますが、すべてが「医師をはじめとする医療従事者や読者の方からの推薦」であり「実際に取材させていただいた」クリニックさんです。
「ゲンキのモト」誕生のきっかけ
ゲンキのモト誕生のきっかけは、初代編集長の苦しい実体験にあります。現在は新たな分野で活躍中の初代編集長ですが、その思いは現スタッフにもしっかり引き継がれています。
肺がん宣告からわずか1ヶ月で父が亡くなったこと。600gという未熟児で生まれた次男に障害があること。2つの大きな出来事に直面した時、最初は医療に対する不信感を抱きました。
父のホームドクターは、どうして余命1ヶ月までガンを見抜けなかったのか？
重度障がい児とその家庭のケアやサポートが、どうしてこんなに少ないのか？
がむしゃらに知識を得るうちに「身近なかかりつけ医」と「医療情報を収集する患者力」の重要性に気づきました。そして、自分のように困っている人に伝えたいと考えるようになったんです。
記事を制作する時は、真実をストレートに伝えるようにしています。ゲンキのモトは、医師の推薦や読者の口コミで取材先を決定しているのですが、その経緯も載せています。
また、先生の得意分野という項目も作っています。耳鼻科の先生であれば、より専門的なのは耳と鼻のどちらなのか？など、具体的にわかりやすく伝えるためです。
先生から「ゲンキのモトを見た患者さんが何人も来ましたよ。」という声をたくさんいただくようになりました。先生のお人柄がわかるような質問も掲載しているので、患者さんとのコミュニケーションツールとしても活用していたただいているようで嬉しい限りです。