人や社会の役に立ちたいとドクターを志された稲生先生が、生まれ育った土地に開院されたクリニックさんです。四季折々の生花と清潔感溢れる待合室が家庭的な雰囲気を与えてくれます。待合室に1台用意された足裏マッサージ器はご愛嬌☆ 患者さんに自由に使ってもらっているそうです。その一方、クリニックということでプライバシーには気を遣い、待合室と診察室の間にあえて廊下を配置。診察室の声が一切もれない造りになっています。さて、落ち着いてテキパキとした印象の稲生先生が、診察中に密かに心がけていることがあります！ それが「患者さんを笑わせること」！！ 説明を聞いてホッとしたときの安心した笑顔。先生のお話にクスリともれる小さな笑い。どんなささやかなものでもOK！ 不安にとらわれた患者さんに、忘れていた笑顔を取り戻すことが、先生が施すもう一つの治療なのかもしれません☆
（2010年春 取材）